元大手学習塾教室長の語る本音ブログ自習合格舎です。
集団指導、個別指導で様々な生徒をみてきました。
勉強のやり方を教えることに力を注いでいます。
自分自身やり方がわからないで勉強が嫌いになってしまった経験があります。そのため生徒のみなさんにはとにかく各教科の勉強のやり方を教え、できたことをしっかりと褒めることでモチベーションを高めることを大切にしています。
この記事をきっかけにひとりでも多くの方が参考書を活用した勉強の仕方を学び、成績を上げられることを願っています。
教材名/出版社
教材名 | 小・中・高の計算がまるごとできる |
---|---|
会社名 | ベレ出版 |
この教材はどんな人におすすめですか?
数学にアレルギーを持ってしまった高校生の最初の一冊に最適です。
教材概要
高校生向けの教材です。小学校の足し算引き算からはじめて微分積分まで計算のやり方を身につけることができます。小学生問題から解き始めていたらいつの間にか中学生の計算範囲に入り、高校数学の計算までできるようになります。
教材のポイント
- POINT 1
高校数学の計算を小中学校の学習内容と体系づけて学べる - 本書は
- 小学生の範囲
- 中学生の範囲
- 高校生の範囲
という分け方で構成されています。
ですが、中学生の範囲でも小学生で習ったつながりのあるところから復習、高校生の範囲でもその前の範囲で習ったつながりのあるところから復習としてくれています。
具体的には
- 高校範囲の整式の割り算を学習するときは小学生の割り算の筆算から
- 高校範囲のたすき掛けを学習するときは中学生の因数分解から
というように、必ず必要な知識の復習からはじめることができます。
小・中・高の計算を一冊にまとめることにより、ひとつひとつの単元のつながりを感じとることのできる教材です。
- POINT 2
基礎問題のみで構成されているため苦手な人でも成長の実感を得られる - 収録されている問題は基礎中の基礎のみ。数字だけが変わった問題が豊富に収録されているので、苦手意識があっても例題を見ながら解き進めることができます。コンパクトにまとまっているため、集中すれば3日で終わらせてしまう人もいます。
- POINT 3
解説の途中式を省かずに書いてくれるから「?」にならない - よく文系の数学苦手な人にあるあるな
解説の計算の途中式が省かれていてわからない
なんてこともなし!
それでいて詰め込まずにほどよく余白のあるレイアウトなので読みにくいなんてこともありません。非常に考えられております。
- POINT 4
新規学習分野の記号には読み方まで振ってくれている - ∮(インテグラル)のように新しい範囲の記号や計算式には日本語で読み方を振ってくれてます。そんなの当たり前だろ!?と思うかもしれませんが、これがかなり大切。読めないと覚えにくいです。
先生よりアドバイス・メッセージ
高校生や大人でも必ず足し算引き算からはじめてください。必ずです。
変にできるところからでいいやと考えて途中から始めてしまうとこの教材の良さの9割損してしまいます。足し算引き算の計算の考え方から復習することによってその考え方が中学、高校範囲の計算にも生きることを学べ、なおかつ理解に基づいて出来た達成感を得られる数少ない教材です。
きつくならない位の量を毎日やりつづけてください。あるいは集中し続けてすぐに終わらせてください。例題を見ながら解いて、間違えたらすぐに解説を見て解き直しをし、次の単元に進んで構いません。
意外かもしれませんがこの教材はやりこまずにすぐに終わらせることが大切です。あくまでこれはアレルギーをなくすためのものです。やり込む用の問題集をこの次から始めてください。
間違った問題だけ解き直すくらいにして、一周終わらせたらすぐに別の計算問題集や講義系、網羅系参考書などで勉強してください。
この教材についてのみんなのツイート
フォロワーさんに教えていただいた「小・中・高の計算がまるごとできる」届いたー!
息子が1次方程式の計算のところをたまたま開いて、移行って何?xは□と同じだよね!と言いながら楽しそうに解いている。 pic.twitter.com/uJnni0QkFs— ぽんこ (@pontamaponko) July 23, 2019
現代国語、英語、数学、日本史、世界史、理科×2の参考書がアマゾンからきた!!!!
数学見てたら、さっぱり解らない!!!!!単語もすべて忘れてる。見てたら、頭と目が痛くなった…。「小、中、高の計算がまるごとできる」を買っておいて本当に良かった。これは理解できる。— コーデリア (@minko_tz) January 18, 2018
放送大学、今までは好きな科目を学ぶ選科生でしたが4月から編入学します。心理統計とか勉強したいけど…高校レベルの数学が必要みたい。数学は自信ないので、『小・中・高の計算がまるごとできる』という計算ドリルを買いました〜 頑張る! pic.twitter.com/OHa3UqUa7u
— マロン (@YOUMEIZI888) February 19, 2015