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モノグラフ 公式集

を教育現場のプロが分析してみた

  • 2019年12月13日
  • 2019年12月29日
八松 史晃

はじめまして、八松(やまつ)と申します。

八松 史晃

京都、千本三条のGOALOOK学習塾という個別指導塾の代表を務めており、夜は塾長先生ですが、昼間は京都大学理学部で化学の研究をしている大学生です。

教材名/出版社

教材名 モノグラフ 公式集 / 矢野健太郎 監修
会社名 科学新興新社

この教材はどんな人におすすめですか?

  • 数学に苦手意識のない人
  • 「数学の解答を読んだ時、この言い回しの意味が分からない」とならない人
  • 難しそうなのがなんとなくカッコイイと思える人

詳しくは、続きを。

教材概要

僕自身が大学受験の時に使っていて非常に役立った数学の参考書を、勉強を教える立場の人間としてご紹介できればと思います。また、僕はこれを使って数学を「好きで苦手なもの」から「好きで得意なもの」に変えました。

本書はまるで辞書です。言葉遣いも数学の言葉(もちろん日本語)を使っています。しかし、辞書という言葉通り、高校で習うすべての公式・定理とその証明が載っており、とにかく「厳密で丁寧な説明」が為されています。

教材のポイント

ポイント

  • この参考書はまさに数学版の辞書。高校数学で習うすべての公式や定理とその証明が載っている。
  • 説明が厳密で丁寧で詳しく、応用力養成に使える。
  • 基礎力養成に使える人もいる。
POINT 1
この参考書はまさに数学版の辞書。高校数学で習うすべての公式や定理とその証明が載っている。
レイアウトやフォントがちょっとカタイので、これから数学の新しい分野を習う人が予習で使おうと思うと、拒絶感が出るかもしれません。また、数学が苦手な人だと「もうちょっと分かりやすい日本語で書いてよ〜」となると思います。そういう理由で、「数学に苦手意識のない人」「“数学の解答を読んだ時、この言い回しの意味が分からない”とならない人」向けの参考書です。
POINT 2
説明が厳密で丁寧で詳しく、応用力養成に使える。
ただ、数学の言葉で書かれている分、説明が非常に厳密で詳細です。途中式の省略も無く、論理展開が丁寧です。そのため、公式や定理を根幹まできちんと理解することができ、基礎的な公式が難問へと化ける東大・京大クラスの問題にも対応できるような応用力が身につきます。

とはいえ、定期テストのレベルでも役立ちます。学校の授業だと、みんなに向けた説明なので、分かりやすさを重視して厳密でなかったり、時間の都合上、論理展開の説明が丁寧でなかったりということがよくあるので、習った知識をしっかり復習する上で有効です。

POINT 3
基礎力養成に使える人もいる。
仮に数学が得意でなくても、「そういう難しそうなのがなんとなくカッコイイと思える人」ならこの参考書を使うとモチベが上がります。実は僕はこのタイプで、「難しそうなのを持っているイケてる感じ」「厳密で丁寧な議論のカッコ良さ」からこの参考書を手にしました。基礎力養成でこれを使うと、盤石な数学力を手にできますので、数学が得意科目になること間違いなしです。

先生よりアドバイス・メッセージ

あらゆる公式や定理が載っている参考書なので、例題が多少付いているとはいえ、最初のページから順に進めていくのはお勧めしません。

勉強していて「この公式、人に説明できないな」と感じたら、辞書みたいにその項目だけを調べて読んで書き写したりして理解し、付属の例題をちょっと解く、みたいな活用が良いと思います。僕はそうやって利用していました。

高校生の時の僕と同じように、これを使って苦手を得意に変えてください。もともと得意な人は、他人を寄せ付けない数学力をゲットしてもらえると嬉しいです。

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