荒川です。
主婦です。
あけましておめでとうございます。
私もお年玉が欲しいです。
教材名/出版社
教材名 | 基礎からのジャンプアップノート英作文演習ドリル |
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会社名 | 旺文社 |
この教材はどんな人におすすめですか?
初めて英作文を書こうとする人、何をどこから始めていいかわからない人、英検3級、準2級、2級レベル、あるいはその受験者
教材概要
英語における四技能重視が言われるようになったここ数年。英作文問題は入試・民間試験の両方で導入されるようになっています。が、導入されたからといっていきなり書けるようになるわけではない、どうしましょ、という方にオススメの一冊です。
英作文を書く上で大事なのは、英文はもちろんですが、構成も非常に大事です。このテキストは「和文和訳」も含めて「どんな英文を書けばいいのか」という部分の基礎的な、しかしとても重要なことにかなり説明を割いてくれています。いいですか、大事なことなのでもう一度書きますが「和文和訳」の説明から入ってくれるテキストです。
教材のポイント
- POINT 1
英作文を書く時に大事な手順を細かく説明してある - 書き方だけでなく向き合う時の「考え方」、たとえば「本心にこだわることはない、書きやすい英文を書くという手段もある」と執着を手放すようなことにも触れています。これ、意外と大事ですよ。
- POINT 2
少しずつ長い文章が書けるようになる - 「この日本語の文の主語は何か」から始まり、まず一文、それから三文、そして五文、というふうに、少しずつ長い文章が書けるようになる設定です。たとえば英検準2級なら50語の英作文を課されるので、それを一つの目標にしてこのテキストで勉強してもいいかもしれませんね。
先生よりアドバイス・メッセージ
よく「英語は英語脳で!」などと言われたりしますが、そして内容によっては時々そうと言えなくもないんですが、はっきり言ってそんな特別なもんじゃありません。ほとんどは自分が日本語で何を言ってるかわかってないだけです。それくらい無自覚な使用が許される言語なんですね、日本語は。
たとえば
という看板の訳に
とあって唖然としたことがありますが、普通に考えれば
であることがわかると思います。それを「えぇっと・・・この水は、で、”は”がついてるから”この水”が主語でしょ・・・」とかよくわかんないこと言ってたら国語の先生も英語の先生も吐血します。
動作の主体となるのは誰なのか。国語の文法用語、動詞とか形容詞とかね、そういうのを知っていることは大事ですが、「先生、最後が”い”で終わったら形容詞ですよね?」は英語の授業じゃなく国語で言ってください。時々います、国語で習う文法事項と英語の文法事項がごっちゃになる生徒。区別がしっかりできるようになりましょう。
それから、本屋の語学コーナーに行くと、とにかくいろんな英語本で溢れていると思いますが、別にあれもこれもと購入して特殊なことをする必要ってないですよ。むしろ「何かいい方法があるのかも」と魔法の杖探しをやめることがスタートでしょうか。コツコツ地味にやるだけです。できないのはただただ量が足りてないだけ。そして、圧倒的な量が質を作り出します。
英語とダイエットと金儲けはある種ドル箱本ですが、これだけ出版されているにもかかわらず、たいていの人は英語を満足に使えず痩せもしなけりゃ金持ちにもなっていません。それが事実です。英語以外の言語に関して言えば、こんなにいろんな種類の本は売ってないでしょう?ということは他の言語の習得はそれだけで間に合ってるということなんじゃないですかね。学習者の母集団規模が違うといえど。
ま、それはさておき、英作文で国語と英語を行ったり来たりしながら「自分は何を考えてるか」に迫ってみてください。身の回りで起きていることに対し、自覚的にもなれるいい機会だと思います。
最後に一つ質問。
キミら、国語の作文は大丈夫なんけ?
がんばれ。