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必修編・実戦編 英作文のトレーニング

を教育現場のプロが分析してみた

  • 2020年1月10日
  • 2020年1月9日
八松 史晃

はじめまして、八松(やまつ)と申します。

八松 史晃

京都、千本三条のGOALOOK学習塾という個別指導塾の代表を務めており、夜は塾長先生ですが、昼間は京都大学理学部で化学の研究をしている大学生です。

教材名/出版社

教材名 必修編 英作文のトレーニング

実戦編 英作文のトレーニング

会社名 Z会

この教材はどんな人におすすめですか?

  • 英作(日本語→英語)を独学で習得したい人

詳しくは、続きを。

教材概要

英作は、教えることのできる先生が少なく、進学校でもなければ優秀な先生が学校にいないケースもあります。塾においても同じです。

ところがこの教材は、Z会の通信添削が元になっていて、自学自習にピッタリの教材です。どうして独学に役立つのか、その魅力をお伝えします。

教材のポイント

ポイント

  • Z会の通信添削をもとに、重要なポイントを解説している。
  • 合格解答と洗練解答という2種類の模範解答がついている。
  • 必修編・実戦編をやり切れば、基礎力〜応用力が身につく。
POINT 1
Z会の通信添削をもとに、重要なポイントを解説している。
通信添削がもとになっているため、よくある間違い例や押さえておくべき重要ポイントなどが、無駄がなく、それでいて十分なほどに載っています。ネイティブならどのような思考でその表現に至るかなども解説しており、初心者が英文をどう作るかという点において、これほど違和感なく解説を受け入れられる問題集は無いでしょう。
POINT 2
合格解答と洗練解答という2種類の模範解答がついている。
通常の問題集は、理想の解答1つしか載っていないため、「理解はできるけど、いざ試験で自分でできる気がしない」という状態に陥りがちです。しかしこの問題集には模範解答が2種類あります。

1つは「洗練解答」。これができたら満点をもらえるというレベルの、非常に高度な解答です。ネイティブの価値観まで含めた解答なので、完璧です。

もう1つは「合格解答」。ネイティブのような表現はできないけど、文法的な間違いはなく、日本人の考え方でたどり着けるような解答です。

POINT 3
必修編・実戦編をやり切れば、基礎力〜応用力が身につく。
英作というと「一通り英語が読める人間が、次のステップで勉強するもの」という認識があるかと思います。しかし英語は言語ですので、やはりインプットとアウトプットは同時並行が最も効率的です。

この問題集は、必修編から始めれば、かなり基礎的なところから学ぶことができます。そして実戦編を終えた頃には、旧帝大以上の実力にも届き得るほどの充実さです。

先生よりアドバイス・メッセージ

そもそも、減点方式の試験において「この表現は素晴らしいな」というものを披露する必要はありません。外国語学部などの一部の英語特化タイプを除けば、英作は減点が少ないことが目標になります。間違いのない、正確な英語が書ければそれで良いはずです。

ネイティブレベルを要求されず、もっと単純な発想で英語を書くスキルを身につけられるこの問題集は、英作問題に悩むすべての人を助けてくれます。

英語学習は、自学自習の質と量が重要です。必修編・実戦編の2冊で、ぜひとも盤石な英語力を手にしてください。

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